2016年03月06日
SIG P226 をじっくり見る
ファーストインプレッションでかなり気に入ったタナカ SIG P226 Railed Frame HWです。販売されてから数年経っているのでレビューは出尽くしていると思いますのでいつもながら自分の記録用に書かせてもらいます。

既に店頭から消えて久しく、この個体も中古で手に入れた物です。中古にしては大変状態もよく作動も問題ありませんでした。しかしそこは中古ですので多少の使用感はあります。
まずよく操作するレバー類に表面仕上げの剥げが見られます。

テイクダウンレバーの突起部に剥げがあります。

デッコキングレバーとスライドストップにも少々剥げが見られます。

わかり難いですがハンマーも。これらは黒染めしちゃいましょう。

フロントサイトの上面にサビ状の汚れがあり、ホワイトドットがくすんでいます。ここも黒染めとホワイトを入れ直しましょう。

この個体で一番問題だったのはグリップのベトベトです。グリップはABS樹脂の上にゴムの様な弾力性のある材料でコーティングされていますがその材料がブリード現象でベタベタになっているのです。
ブリードと言うのは、成形材料に含まれる安定剤や可塑剤等の薬品が経年変化やある条件下で製品表面に染み出して来るものの事です。毎日さわっていたりすると起こり難いのですが、長期に放置していると発生したりします。
ネットでベトベトの除去方法を検索すればアルコールで拭くとか出てきますので、そのようにやってみます。
と言うことで修正箇所をちゃちゃっと修復しましたので、あらためて細部を見ていきましょう。

各レバー類を黒染めしました。

ハンマーも。

フロントサイトは上面をペーパー掛けし黒染めしました。ホワイトドットは既存のホワイトの上に新たに白ペイントをタッチアップしてやりました。
写真で見るともう少し仕上げをした方が良さそうですね。

グリップはネットで調べたところ無水アルコールや燃料用アルコールで拭くとありましたので、たまたま家にあった燃料用アルコールでやってみました。そうしたらコーティングが溶けて更にベトベトになってしまいました。幸いグリップのザラザラでないところでテストしていたので、ツルツルのところだけコーティングを取るようにクリーニングしました。その後シリコンスプレーを薄く塗ってやったところ、握ってもベトベト感はほぼ無くなりました。めでたしめでたし
簡単な修復を行ったところは以上ですので、それ以外の部分を見てみましょう。
刻印から



残念なのはここ。”ASGK”と”MFG TANAKA WORKS”ですね。

バレルのチャンバーには9mm Paraと逆さBP。プルーフ(検定)マークかな。

アクセサリーレイルは切削加工されたようにきれいに仕上がっています。

エキストラクターは一体物。ここは別部品にしてちょっと動くようにsite欲しかったですね。しかし一体にしては立体感があり良く出来ています。


リアサイトです。現在はNight Sightがつくようですが、これはどうなんでしょうか?

ここが唯一残念なところ。ファイアリングピンが再現されていないんです。。東京マルイのP226も同じように再現されていないんですがオプションパーツでファイアリングピンを再現するものが販売されているんですね。タナカ用にはそのようなパーツは販売されていないので自分で何とかしないと。
既に店頭から消えて久しく、この個体も中古で手に入れた物です。中古にしては大変状態もよく作動も問題ありませんでした。しかしそこは中古ですので多少の使用感はあります。
まずよく操作するレバー類に表面仕上げの剥げが見られます。
テイクダウンレバーの突起部に剥げがあります。
デッコキングレバーとスライドストップにも少々剥げが見られます。
わかり難いですがハンマーも。これらは黒染めしちゃいましょう。
フロントサイトの上面にサビ状の汚れがあり、ホワイトドットがくすんでいます。ここも黒染めとホワイトを入れ直しましょう。
この個体で一番問題だったのはグリップのベトベトです。グリップはABS樹脂の上にゴムの様な弾力性のある材料でコーティングされていますがその材料がブリード現象でベタベタになっているのです。
ブリードと言うのは、成形材料に含まれる安定剤や可塑剤等の薬品が経年変化やある条件下で製品表面に染み出して来るものの事です。毎日さわっていたりすると起こり難いのですが、長期に放置していると発生したりします。
ネットでベトベトの除去方法を検索すればアルコールで拭くとか出てきますので、そのようにやってみます。
と言うことで修正箇所をちゃちゃっと修復しましたので、あらためて細部を見ていきましょう。
各レバー類を黒染めしました。
ハンマーも。
フロントサイトは上面をペーパー掛けし黒染めしました。ホワイトドットは既存のホワイトの上に新たに白ペイントをタッチアップしてやりました。
写真で見るともう少し仕上げをした方が良さそうですね。
グリップはネットで調べたところ無水アルコールや燃料用アルコールで拭くとありましたので、たまたま家にあった燃料用アルコールでやってみました。そうしたらコーティングが溶けて更にベトベトになってしまいました。幸いグリップのザラザラでないところでテストしていたので、ツルツルのところだけコーティングを取るようにクリーニングしました。その後シリコンスプレーを薄く塗ってやったところ、握ってもベトベト感はほぼ無くなりました。めでたしめでたし
簡単な修復を行ったところは以上ですので、それ以外の部分を見てみましょう。
刻印から
"SIGSAUER P226 stainless" 、下段には"SIGARMS INC. EXETER-NH-USA"
実銃の写真で1993年に購入した銃の写真がネットにありましたが、これと全く同じでした。
EXETER-NH-USAは米国ニューハンプシャー州エクセターです。SIGARMS社は1990年にエクセターに移ってきて、2000年に社名がSIG SAUER Inc.に変わっています。
"SIGARMS INC. EXETER NH"、"FRAME MADE IN GERMANY"
こちらも実銃の写真に近い物でした。残念なのはここ。”ASGK”と”MFG TANAKA WORKS”ですね。
バレルのチャンバーには9mm Paraと逆さBP。プルーフ(検定)マークかな。
アクセサリーレイルは切削加工されたようにきれいに仕上がっています。
エキストラクターは一体物。ここは別部品にしてちょっと動くようにsite欲しかったですね。しかし一体にしては立体感があり良く出来ています。
ちなみに最近のP226は長いエキストラクターに変わっています。
リアサイトです。現在はNight Sightがつくようですが、これはどうなんでしょうか?
ここが唯一残念なところ。ファイアリングピンが再現されていないんです。。東京マルイのP226も同じように再現されていないんですがオプションパーツでファイアリングピンを再現するものが販売されているんですね。タナカ用にはそのようなパーツは販売されていないので自分で何とかしないと。
下の写真は実銃です。





重量ですが

銃本体は549g

マガジンは276g

銃本体+マガジンで825gです。 まぁまぁの重量感です。
モデルガンのようなエアガン。手にした時の満足感が高いです。お気に入りの一挺になりました。
重量ですが
銃本体は549g
マガジンは276g
銃本体+マガジンで825gです。 まぁまぁの重量感です。
モデルガンのようなエアガン。手にした時の満足感が高いです。お気に入りの一挺になりました。