2020年02月01日
Radian weapons Model1 GBBを蘇らせるぞ!!
何かと話題にならないRadian Model1ですが、そりゃそうでしょね。色々不具合があるって言われているんですから、購入にはそれなりの勇気がいりますよ。
問題点は
①輸入元で弾速を日本仕様にするためNPASを組み込んだんですが、それが上手くいっておらず相当初速が低下してしまっている。
②その作業時にボルトにキズがついてしまった。
③構造上、マガジンフォロアーが削られる。
でもカッコ良いからね。

それで不具合を何とかしようというのが今回のネタです。
一番の不具合は①でしょ。実際に箱だしでガス入れて撃ったところ、ボルトがほとんど動きませんでした。冬のこの時期ですから無理も無いかと思いマガジンを温めたところなんとかBB弾を発射出来るようになりました。実測50m/s程度でした。やはり言われているとおりでした。これを改善するためJAPAN仕様で取り外された本来のバルブを取り付けます。下記の展開図では97-1 Plug-GK と80-1 Plug-SPを元に戻します。これをすると初速が日本の法定速度をこえるという恐れがありますが、それは次の課題としてその時に考えます。


ボルトキャリアはスチール製。仕上げはとてもキレイです。

重量は224g。

スチール製だからボルトストップのあたるところに別の金属を埋め込む必要はありません。

ボルトキャリアのガスチューブが入るところはちゃんと孔があいています。でもアッパーレシーバーを見るとガスチューブはそこまで延びていません。

ボルトキャリアの後端は空洞です。

問題点の②にあったボルトにキズが付いてしまった。というのはここでしょう。Eリングの取付や取り外しを行えばキズは付くでしょうから、ここは気にしなくて良いでしょう。このままにしておきましょう。では分解のためにEリングを外します。

ノズルアッシーです。

さらに矢印の2本のピンを抜き取ります。

Piston BodyとPiston Innerが分解出来、中からNPASが出てきます。

上が日本仕様のためのNPASのバルブとスプリング。下がオリジナルのPlug-GKとPlug Springです。あとはこれを組み込んで元通りに組み立てれば終了です。

実射のまえにマガジンを見てみましょう。今回Radian Model1のために予備マガジンを購入しました。ショップの方では予備マガジンは販売されていなかったので、ショップに問い合わせたところKSCのM4 EPMマガジンが使えるとのことでしたので、ヤフオクで比較的手頃な価格で2個購入しました。

比べて見ると同じようですが、マガジンの刻印が異なっています。左がPTS(MANUFACTURED IN TAIWAN)で右がKSC(KSC JAPN)です。


底板はどちらも同じ。

マガジン上部。左がKSCで右がPTSです。マガジンリップの後部の形状が異なりますが、機能的に何が違うのかは分かりません。違いがあるんでしょうか?

左がPTSで右がKSCです。PTSのフォロアーの一部が削れていますよね。KSCのマガジンも使って見ましたが、直ぐに削れるということはありませんでした。


では、実射と行きましょう。
マガジンはドライヤーで温めています。但し、樹脂外装のため外側の温度と内部の温度に差が生じていると思われます。ですから正確な温度は分からないというのが正直なところ。大体30℃程度と考えて下さい。
問題点は
①輸入元で弾速を日本仕様にするためNPASを組み込んだんですが、それが上手くいっておらず相当初速が低下してしまっている。
②その作業時にボルトにキズがついてしまった。
③構造上、マガジンフォロアーが削られる。
でもカッコ良いからね。
それで不具合を何とかしようというのが今回のネタです。
一番の不具合は①でしょ。実際に箱だしでガス入れて撃ったところ、ボルトがほとんど動きませんでした。冬のこの時期ですから無理も無いかと思いマガジンを温めたところなんとかBB弾を発射出来るようになりました。実測50m/s程度でした。やはり言われているとおりでした。これを改善するためJAPAN仕様で取り外された本来のバルブを取り付けます。下記の展開図では97-1 Plug-GK と80-1 Plug-SPを元に戻します。これをすると初速が日本の法定速度をこえるという恐れがありますが、それは次の課題としてその時に考えます。
ボルトキャリアはスチール製。仕上げはとてもキレイです。
重量は224g。
スチール製だからボルトストップのあたるところに別の金属を埋め込む必要はありません。
ボルトキャリアのガスチューブが入るところはちゃんと孔があいています。でもアッパーレシーバーを見るとガスチューブはそこまで延びていません。
ボルトキャリアの後端は空洞です。
問題点の②にあったボルトにキズが付いてしまった。というのはここでしょう。Eリングの取付や取り外しを行えばキズは付くでしょうから、ここは気にしなくて良いでしょう。このままにしておきましょう。では分解のためにEリングを外します。
ノズルアッシーです。
さらに矢印の2本のピンを抜き取ります。
Piston BodyとPiston Innerが分解出来、中からNPASが出てきます。
上が日本仕様のためのNPASのバルブとスプリング。下がオリジナルのPlug-GKとPlug Springです。あとはこれを組み込んで元通りに組み立てれば終了です。
実射のまえにマガジンを見てみましょう。今回Radian Model1のために予備マガジンを購入しました。ショップの方では予備マガジンは販売されていなかったので、ショップに問い合わせたところKSCのM4 EPMマガジンが使えるとのことでしたので、ヤフオクで比較的手頃な価格で2個購入しました。
比べて見ると同じようですが、マガジンの刻印が異なっています。左がPTS(MANUFACTURED IN TAIWAN)で右がKSC(KSC JAPN)です。
底板はどちらも同じ。
マガジン上部。左がKSCで右がPTSです。マガジンリップの後部の形状が異なりますが、機能的に何が違うのかは分かりません。違いがあるんでしょうか?
左がPTSで右がKSCです。PTSのフォロアーの一部が削れていますよね。KSCのマガジンも使って見ましたが、直ぐに削れるということはありませんでした。
では、実射と行きましょう。
マガジンはドライヤーで温めています。但し、樹脂外装のため外側の温度と内部の温度に差が生じていると思われます。ですから正確な温度は分からないというのが正直なところ。大体30℃程度と考えて下さい。
10発撃って平均90.4m/sです。良いですね。これくらいで安定してくれていれば。

更にもう少し温めて32℃。

平均で96.0m/sになりました。MAX 102.0m/sまでいきます。

更にもう少し温めて32℃。
平均で96.0m/sになりました。MAX 102.0m/sまでいきます。
マガジンはPTSのものとKSCの2本を使いましたが、性能的な違いは感じられませんでした。
夏にならないと真の初速は分かりませんので当面はこれで行きます。

漏れ聞く悪評に諦めていましたが希望の光が見えてきました。
オリジナルのバルブに戻す事で初速は安定したご様子ですが
ボルトの作動具合とリコイルは如何でしょうか?
アンビのボルトキャッチを堪能するのが夢です!
コメントありがとうございます。ボルトの作動に関しては特に問題は感じていません。初速計測の際も途切れること無く連射出来ています。またリコイルはそれ程強いという訳ではありませんが、そこそこあります。
これらはあくまで個人の感想ですし、個体差があるかも知れませんので参考程度にお聞き下さい。