2015年12月26日
マルシン トーラス レイジングブル 6.5in BLK HW
暮れの掃除もせずに最近はまっているリボルバーをいじっている鉄砲屋です。
今度のリボルバーはマルシンのトーラス レイジング・ブル 44マグナム MAXI8です。この製品も発売から時間が経っており現在新品では入手出来ませんので中古で探しました。しかしながら6mm版は何処にも無く8mm版となりました。8mmの方が44Magには似合っているようです。
ぱっと見はS&Wのリボルバーに似ているようですが、一番違うのがクレーン部に設けられたフロントロックです。サムピースを操作しただけではシリンダーが出てきません。フロントロックを下げながらサムピースを前方に押し出してシリンダーをスイングアウトさせます。
トーラス社公認モデルということで各部の刻印は実銃どおり。
フロントサイトの両脇に大口径のマグナム弾の反動を緩和するために8個の孔を空けたエクスパンションチャンバー方式を採用しています。
リアサイトは上下左右に調整可能です。
ハンマー後部にはセフティキーで操作するトーラスセフティが備わっておりキーで回すとハンマーが動かなくなります。
エアガン独特の機能としてここに可変スーパーソニックのレバーがあります。
グリップは背面に赤をあしらった樹脂製のグリップです。実銃はラバー製とのことですがマルシンのは樹脂のようです。
しかし、この銃で唯一不満があるとすればこのグリップの弱さ。握ると軋むんです。
ネジで固定しているのはグリップ下部の1カ所だけです。その他はグリップピンで留めているだけですので左右のグリップの結合も弱いです。
ここは何とかしたいですね。
44マグナムのXカートリッジは迫力あります。左のダミーカートと比べると一回り大きいような。
Xカートリッジならスピードローダーに装填も可能です。
重量はなんと1kgオーバーの1109g。
実射ですが初速は8mm 0.35gのBB弾で57~59m/s。0.6Jですのでそれなりのパワーですね。
大型のレイジング・ブルですがS&WのM500と並べるとシリンダーが小さく見えますね。
ブローバックするオートも良いけどやっぱリボルバーも鉄砲好きにはたまらない魅力を持っていますね。