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Posted by ミリタリーブログ  at 

2016年04月11日

ショットシェルについて

リトラクトストック M870 その2で付属してきたショットシェルが上手く排莢されないと言うことを書きましたが、今回はそのシェルを修理したのでその方法をお知らせします。

用意したのは


PPSのショットシェルボトムリム。交換用のリムです。

リムはエキストラクターの爪に掴まれ傷だらけになるので交換用があるというのは親切ですね。

で、今回は付属してきたシェルのリムがエキストラクターの爪と相性が悪いようなので交換してみることにしました。


左が付属で右が交換用。底面をみると刻印は同じですが付属の物は刻印が甘いように見えます。


問題なのはここ。リムのフランジのようなところの造りが付属の物はRになっていてだるい感じ。交換用のリムはカッチとシャープな感じ。
ここはシャープでないとエキストラクターの爪がうまくつかんでくれないのです。

では実際にM870に装填して試してみましょう。




しっかりつかんでいますね。結果としてちゃんと排莢されるようになりました。めでたしめでたし。

でこれで終わると物足りないのでショットシェルについて少々・・・

手持ちの実銃のショットシェルとPPSのショットシェルを比較してみました。

左が実銃用WINCHESTER製 12GAGEで右がPPS製でこちらも12GAGEです。実銃用は上部の口巻(クリンプ)部分が切り取られているようなので正確なサイズでは無いです。薬莢の径はPPSの方がやや細く作られています。


実銃用ショットシェルのパッケージです。


リムは0.5mmしか違いがありません。全体として実銃用とかなり近い(リアル)サイズです。

ついでに手持ちの他のシェルとも並べてみます。




左から実銃用、PPS製、マルゼンM870/M1100用、MGC M31用になります。これらはすべて12GAGEということになっていますがMGCは長さ直径ともに小振りに出来ています。

ショットシェルサイズからもPPSのM870は結構リアルな造りのようで満足感が高い一挺です。



  


Posted by sunny956  at 20:21Comments(0)★PPS M870