2016年09月19日
KSC P226R HW その2
予告どおりKSCとタナカのP226R HWの比較をしていきます。順不同で進めます。ちょっと長くなりますが最後まで宜しく。
パッケージ。

KSCは最近の製品の流れに沿ったデザインになっています。タナカは少々時代を感じさせます。またタナカはスレテッドバレル(ネジ付バレル)モデルの写真になっています。
上がタナカ、下がKSCです。ホーグのラバーグリップのためかKSCの方がふっくら感があります。

フロント左側の刻印。KSCの方がやや大きい文字ではっきりとしています。


















横から見た形状は大差ないです。










左がタナカで右がKSCです。ラバーグリップの方が太いのが分かると思います。ここは好みの分かれるところです。

タナカのグリップをKSCにつけようとしましたがご覧のようにつきませんでした。

裏側の造形が結構違っています。左がKSCについているラバーグリップ。














パッケージ。
KSCは最近の製品の流れに沿ったデザインになっています。タナカは少々時代を感じさせます。またタナカはスレテッドバレル(ネジ付バレル)モデルの写真になっています。
上がタナカ、下がKSCです。ホーグのラバーグリップのためかKSCの方がふっくら感があります。
フロント左側の刻印。KSCの方がやや大きい文字ではっきりとしています。


右側面の刻印。


〇の中を拡大して見るとTANAKA WORKSと入っています。
刻印の内容も少々異なりますがタナカの方は打刻っぽい刻印でKSCはレーザー刻印のようにすっきりした文字になっています。
レイル付近。左がタナカで右がKSCです。タナカの方はパーティングラインが見えます。一方KSCはきれいに仕上げられています。
トリガガードも前面。左がタナカですが、やはりここにもパーティングラインがありますね。
グリップ前面。左がKSCで右がタナカです。ここは同じような仕上げです。
スライドの滑り止め。左がタナカで右がKSC。一見同じように見えますが山の部分の幅がタナカの方が細くなっています。
チャンバーの比較。刻印の内容が異なります。


チャンバーを上から見たところです。左がKSCで右がタナカでさう。タナカの方にはパーティングラインがあります。
エキストラクター。KSCはモールドでタナカは別部品になっていますもモールドですが彫りが深く立体感があります。ここはタナカの勝ちですね。


フロントサイト。左のドットが大きい方がタナカで右がKSCです。
左がタナカで右がKSC。
上から見ると左のKSCには上面にもドットが見えます。
リアサイト。左がタナカで右がKSC。ドットの位置が微妙に違います。
横から見た形状は大差ないです。
トリガー。KSCはきれいに仕上げられています。


ハンマー周り。ハーフコック位置になります。左がタナカで右がKSC。
フルコック状態。左がタナカで右がKSC。
ダミーのファイアリングピン。左のタナカは私の自作です。
写真が無いのですがトリガーを引いてハンマーダウンした時にハンマーとファイアリングピンの位置を見るとKSCはファイアリングピンの下の方にハンマーが当たっているようです。
デッコキングレバーの造形は似たような物ですがアクションに違いがあります。KSCはデコッキングレバーを下げて上に戻ると同時にハンマーがハーフコック位置に倒れますがタナカの方はレバーを下げると同時にハンマーが倒れます。


マズル付近。左がKSCで右がタナカです。タナカはインナーバレルがアウターバレル先端付近まで達していますがKSCの方は奥まっていてインナーバレルは見えません。
グリップです。左がタナカで右がKSCです。KSCは今回のセールスポイントになっているホーグのラバーグリップです。
左がタナカで右がKSCです。ラバーグリップの方が太いのが分かると思います。ここは好みの分かれるところです。
タナカのグリップをKSCにつけようとしましたがご覧のようにつきませんでした。
裏側の造形が結構違っています。左がKSCについているラバーグリップ。
ではマガジンの比較と行きましょう。左がタナカで右がKSCです。
マガジンベースが違います。左がタナカで右がKSCです。
底部。左がタナカで右がKSCです。
背面です。左がタナカで右がKSCです。KSCは突き合わせの溶接部が再現されています。
重量比較。KSCが886gでタナカが825gでした。
表面仕上げですがKSCの方は湯皺や表面の荒れが目立ちます。タナカの方はそのようなものは見られません。これでも一度ペーパーをかけてブルーイングをし直したんですが、まだまだペーパー掛けが足りないようです。
全体の図
KSC
タナカ
KSC
タナカ
総評です。モデルガンらしいエアガンを求めている当方としてはどちらも良く出来ており甲乙付けがたい状態です。とても良い雰囲気を出しています。強いて言うとKSCのP226Rは表面仕上げでマイナスポイントがあり、タナカはプラ製のグリップの軋みがマイナスポイントになっています。多少は欠点がないといじる楽しさがないのでマイナスポイントは小さいですけどね。